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ここより本文です

コラム

お店の人にもの申す

いや、そんなたいしたことじゃないんだけどね

更新日
1999年12月15日

物々しいタイトルですが、そんなすごいことを書いているわけではありません(^^ゞ

さてさて、このHPを開いてから3ヶ月あまりたちました。掲示板やメールでいろいろな方の意見を聞いて、みなさんどんな風に変身を楽しんでいらっしゃるか、どんなことを希望していらっしゃるか等々知ることができました。そんなことや、自分であちこちいったりして考えたことがあります。

最近はどこのお店も変身の質はあがっているし、スタッフの対応だっていい。でもね、気になることがあるのですよ。どーして変身し終わった姿をじっくり見せてくれないの?せっかくキレイに変身させてもらってもその姿をじっくり堪能できないのですよ。写真撮影のことはちゃんと気が回っているようですが、まずは「今自分がどんな姿になっているか」でしょう。その姿をまずは目で楽しみたいわけですよ。自分の姿をじっくり見ると自分が今どんな姿になっているかがわかって、気持ちも何となく高揚していって普段の自分とは違う自分になって、気分ものって‥‥‥。この格好に似合うキャラになってみようかなあとか思ってみたりするわけです。自分の違った一面とかも見えたりして。

でも自分の姿をちゃんと見ていないと、今自分がどういう風になっているのかよくわからないうちに写真撮影とかになっちゃって。ポーズとかはそりゃ指示通りにすればキレイになりますよ。でもよりよい表情・より魅力を引き出す表情ってのは気持ちもついてこないと難しい。普段とは違う顔になっているからいつもと同じ顔だと何となく違うなーとか思うこともあるし、ただでさえ変身してる時なんて気持ちが舞い上がっちゃってるから妙に硬い表情になっちゃったりして。記念写真的なきっちりポーズ決めた写真ならまだいいけど、自然なところ撮ってほしいってことになるとすごく大事です。

変身できあがって、「変身しました」って実感がわかないうちすぐ写真とかになって、なんだか舞い上がっているうちにおしまい。終わってみて、写真とか見て、あとからしみじみ「あー変身したんだー」。私としては、その時「あ、私変身してる」って実感もほしいのです(^_^;) 外出するなど変身している時間が長いと多少ましですが、そうでないとホントに気持ちが入らないうちに終わってしまう。なんだかなあ‥‥‥って感じで。

あと、これは思いっきり個人的な気持ちですが、私の場合変身してから写真までの時間が短いと気持ちを作れないままお店の人のペースに乗せられてしまって、自分のペースが作れなくなってしまうんですよね。これがその時の充実感の不足に加え、あとから写真を見たときのデキの「イマイチ」感にもつながって‥‥ (;^_^A

「変身も「そのときの満足感」と「あとからくる満足感」てのがあるよね」というのが最近思ったこと。あとからくるのは写真。写真のできが悪いと「うーん」となってしまいますよね。でも、「そのときの満足感」を考えると変身しているという実感や喜びをどのくらい感じられるかですよね。「舞妓さんのかっこうしました。はい、記念写真撮りましょう。」で終わってしまっては、やっぱりねえ。

変身したお客さんはお店の人にとって「作品」のはず。自分の「作品」はやはり質をよくしたいものでしょう?外見もそうだし、それが動くとなれば動きや表情だって。「作品」にもっと愛を持ちましょうよ~。(そうすれば、「観光舞妓問題に取り上げられたようなマナーのよくない変身舞妓さんだって出てこなかったかもしれない」と思う私。)

お店の人はそれこそ何人も何人もあきるほど舞妓さんを仕上げているわけですが、お客さん1人1人はその変身がその人にとって大切な1回です。お客さん1人1人の大切な1回の体験を大事にしてほしいものです。「作品」にはぜひぜひ愛情をもって接してくださいませ(*^_^*)

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