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舞妓変身店の紹介

「舞妓着付け屋」の名前にこめられた思い

団扇と差し紙

「花風」代表の堀切修嗣さんは、京都五花街の一つ宮川町で舞妓さんや芸妓さんの着付けを行っている、本職の男衆(おとこし)さん。こちらは「ほんもの」を日々間近に見ている男衆さんが手がける変身体験店です。

お店で身につけられる衣装やかんざしは、すべて本物の舞妓さんたちが身につけていたもの。これら「ほんもの」の品々を、「ほんもの」の技で着付けてもらえるという、普通ならできない貴重な体験ができるお店になっています。

「舞妓変身店」でも「舞妓体験店」でもなく「舞妓着付け屋」

そもそも本職の舞妓さんや芸妓さんを着付けている堀切さんが、どうして一般の人に舞妓さんの着付けをするお店を作ろうと思ったのか?それは本物の舞妓さんや芸妓さんを身近に見続けているからこそ感じる、舞妓変身体験サービスの現状に対する疑問から。本当の舞妓さんからはほど遠い姿の「舞妓」が町中にあふれている現状と、それに対して複雑な思いを抱いている舞妓さんや関係者の皆さん。それらを見続ける中、『せっかく舞妓さんの格好をするのだから、きちんとした舞妓さんの着付けを体験してほしいし、体験を通して本当の舞妓さんのことをもっと知ってほしい。花街に携わる人間だからこそできる、「ほんもの」を伝える場所を作りたい。』こうした思いからお店作りが始ったのだそうです。

なので『単に舞妓さんの格好をして楽しむだけのお店ではなく、舞妓さんについて学び、体験できる施設』というのがお店作りの重要なコンセプト。単なる変身サービスとは違ったお店作りを目指していらっしゃいます。「舞妓変身店」や「舞妓体験店」ではなく「舞妓着付け屋」と冠されているのも、実はそんな思いの一つの現れ。「伝統工芸の工房体験などと同列の、花街文化体験学習施設にしていきたい」という堀切さんの思いは、様々な所に現れています。

たとえば、衣装に関する「オプション」を設けない。これはお店ホームページのQ&Aにも書いてありますが、「舞妓さんのお支度というのは、本来一式決まっていて足し引きできるものではない」という考え方からだそうです。

舞妓姿
春を待ちわびて。着物はまだ冬の装いを残しつつ、かんざしは春を感じる水仙。
舞妓さんの衣装には微妙な季節の変化が表現されています。

また、せっかくの衣装と着付けを「体験」してもらうためにも「せめて30分は衣装を着たまま過ごしてほしい」とのこと。基本コースでお支度後の時間が30分なのも、そのためなんですね。確かに、本職の方のきちんとした着付けをしてもらって、記念写真だけ撮ったらすぐ脱いでしまうような変身ではもったいないです。ここはぜひ「ほんもの」を「体感」する体験を楽しみたいですよね。

舞妓姿。玄関にて。
舞妓さんの象徴「だらりの帯」。
本物の舞妓さんが長時間過ごしていても美しい形を保ち続ける、
正にプロの技です。

一方で「お気軽プラン」という、まさに気軽に利用してもらうためのプランもあります。なんだかさっきの話と矛盾してるじゃないかと思ったのですが、実はちゃんと理由が。こうした「ほんもの」を大切にされているお店ですから、お客さんは「舞妓さんや花街のことに興味がある」とか「どうせやるなら本物と同じものを」といった、いわゆる「こだわり派」の人が多いそうです。(←私なんかもまさにこの部類)もちろんこういう人たちの来店はうれしいが、舞妓さんのことを広く知ってもらうためには、実は「こだわり派」でない人にこそ足を運んでもらう必要があるのでは?ということから、この「お気軽プラン」ができたんだそうです。なんとも‥‥深いです。

この延長で、修学旅行の学生さんが利用しやすいような学割プランも検討されてはいるそうなんですが、こちらに関しては料金の問題よりも、時間が短くて体験を消化しきれないことが一番のネックだそうで‥。これは今後の課題だそうです。

心地よい空間の提供

ちょっと堅苦しい感じに書いてしまいましたが、実際の体験はそんな堅苦しく考えなくても大丈夫です。落ち着いた和の空間での体験は、とてもリラックスして楽しむことができます。他の人に気兼ねなく楽しみたいという人には、一組ずつの受付と言うのもポイントですよね。

玄関のレトロな時計 玄関においてある地元の案内チラシ

(写真左)玄関ではレトロな時計と縁起物の飾り、色とりどりの舞妓さん用の籠がお出迎え。

(写真右)近所のお店や施設の案内チラシ。食事処などは、旅行雑誌に載っているようなお店より地元の人の普段使いのお店ばかりということですが、それが逆におもしろいですよね。

待合室

こちらは待合室。舞妓変身ではついついおまけ扱いの男性も、ここでゆっくりくつろぎながらお支度が終わるのを待つことができます。実は密かなこだわりポイントみたいですよ(^^)(さすが男性ならではの目線?)。お部屋にはガイドブックや様々な京都の本が置いてあります。お店は細い路地にそって住宅が集まったようなところなのですが、あたりはとても静か。観光地の喧噪からはほど遠く、とても落ち着きます。心地よさについうとうとしてしまいそうです。(待っていて、実際寝てしまう方も多いんだそうです)

風情ある町家の落ち着いた雰囲気、プライベートな空間、スタッフさんの丁寧な対応、美しい着物に囲まれての贅沢なひとときはとても心地よいです。体験に当たってはいろいろと相談にも乗っていただけますし、「ほんもの」に心惹かれる「こだわり派」の方も、もちろんそうでない方もぜひ!

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